
北欧発ミステリー巨編の三部作だそうで、 これがその第一弾。 スウェーデンやデンマークのキャストは見慣れない顔ぶれで、 知らない海外ドラマでも見てる気分になるが、 まあ面白い。 映画のジャンルとしてサスペンスやミステリーというのは大きな一角を占めるが、 どちらかというと自分は苦手。 謎解きを取ってしまうと何も残らないことが多いからだが、 この映画の場合は、 主役の男と女の微妙な関係にポイントが置かれて、 いい線いってるのではないだろうか。
男はミレニアム誌のジャーナリストで、 武器商人を告発する記事を書くが、 反対に名誉毀損で告訴される。 女は幼い頃の心の傷から精神病院に入るが、 今は調査の仕事をしている。 実は腕利きのハッカーで、 龍の刺青の女とは彼女のこと。 二人は失踪と猟奇事件を接点としてお互いの能力と人柄を認めあうこととなる。
北欧へのナチの波及や資産家が住む島、 病んだ近親関係などが折り込まれながらも、 爽やかな後味を残す。 いわゆる大衆的なミステリーでもあり、 ネタバレを避けるなら書けることは少ないが、 病んだ世界の中での主役の二人の、 ある種古風なキャラが安堵感をもたらす。 2時間半と、 少し長めではあるが見どころも多く、 たまに見るならこんな映画という感じだ。 ドラゴン・タトゥで鼻ピアスの女を演じるのはノオミって言うそうで、 エントリータイトルはヘドバとダビデの名曲 "ナオミの夢


ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 The Girl With The Dragon Tattoo
(2009スウェーデン・デンマーク・ドイツ) 1/16〜 公式サイト 象のロケット
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ 原作 スティーグ・ラーソン
ノオミ・ラパス ミカエル・ニクヴィスト
2 コメント:
こんばんは!お邪魔しますよ^^
ミステリーで三部作ですか。しかもスウェーデン、デンマーク、ドイツ製作とは夢のような北欧系三部作ですね^^。ミステリーで三部作ってのもちょっと珍しい気がしますけど、今までありましたっけね?ファンタジーものの三部作にちょっと飽きあきしてたので新鮮に感じますよ~。
凄い人気のようですけど、作者の急死ってのがミステリー的に拍車かけちゃったのかなぁ。
ドバとダビデて?!しかもSide1 45rpm!いっそのこと回転して欲しかった(笑;)。「ナオミの夢」が本作の主題歌に決定しちゃいました♪
ガツンと応援いきますよ♪凸
>umetraman さん
コメント、応援ありがとうございます!!
なぜか北欧系なんですよね、ドイツの微妙さに目をつぶって^ ^ あ、作者って亡くなったんですか、知りませんでした。 。 自分はポスターなどの龍の女のイメージに、何かありそうだと思って見ました。 よく見たら誰かに似てますね・・ BACK-TICK?意外とビジュアル系の話題が出る私どもですが、主題歌は勝手にこれで決まりです^ ^
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