7.04.2009
めっちゃプラスティック.. 「PLASTIC CITY」
ジャ・ジャンクーが製作に回って、 いっしょに仕事をしてきた撮影監督であるユー・リクウァイがメガホンを取った作品。 ・・ではあるが、 これはちとキビシイ。 カメラや映像表現にはこだわっているが、 全体としては非常に?な内容で、 とくに中盤のバトルやそれ以降の展開は陳腐、 あるいはチンプンカンプンだ。 それに画面が暗すぎて俳優の顔もよく見えない。
ブラジルのアンダーグラウンドシーンが垣間見れるかと思って期待したが、 香港でも台湾でもよかったかなという内容。 父と子というメタファーにリンクした物語になっているが、 それでもラストはよくわからない。 誰か教えて^ ^ タイトルも雰囲気でしかない。
ブラジルでブランドのコピー品を売る日系のキリン (オダギリ) はトライバルなタトゥを右腕と首筋に覗かせ、 その界隈ではある程度の顔。 彼を拾って育てた中国系のユダ (ウォン) はマーケットを取り仕切っていたが、 台湾系の勢力や政治に追い落とされる。 それでもユダを父のように思うキリンは、 ユダのために命を捨てる決心をする。
オダギリは中国語、 ポルトガル語も違和感なく使い、 インターナショナルなフィルムによく似合う。 しかしキリンってネーミングは どう考えてもダサくない? ユダってのもの何かを下敷きにしているんだろうけど、 中国人でユダって。 。 キリンにはストリッパーの恋人がいるが、 冒頭での彼女との会話が、 引きつけると言うより引かせる。 そんな彼女のセリフを引用して、 あっさりレビューを終えることにする。 (彼女は卵の白身をアソコに塗りたくりながら)
"私 決めたの あなただけの芸者になる"
"私のサムライさん あなたのものにして"
"フェンディの下着よ 高価だから気をつけて"
PLASTIC CITY プラスティック・シティ (2009中国・ブラジル・日本・香港)
監督 ユー・リクウァイ 製作 ジャ・ジャンクー 公式サイト&予告編
オダギリジョー アンソニー・ウォン ホァン・イー タイナ・ミューレル
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