7.03.2009
意外に・・ 「GOEMON」
フォローもそろそろ終わりかな。 早く新作をキャッチしていきたいところだが、 とりあえずは整理モード。 それにしても、 たかだか1ヶ月前なのにもう鮮度に欠けてしまうとは、 作品のせいというより、 それだけ情報の消費サイクルが速くなっているということだろうとあらためて思う。 先月見たものを今頃書いても情報価値はほとんどないのだろうけど、 この際そんなこと どうでもいいや。
前にも書いたかもしれないが 「CASSHERN」 は子連れで見に行ったりして さんざんな目にあったのだが、 世間の評判もひどかったので、 この人 紀里谷和明はもう終わったものだと思っていた。 ところがどっこい、 懲りずに出してきたね^ ^ よく出資者が現れるものだなと感心するが、 よっぽど説得力やパワーのある人なんだろうな。
映像的には前作と同じ雰囲気で、 ダイナミックで よくできてるとは思うが、 こんなタッチが他にもないわけではないので斬新というほどではない。 しかしストーリーは意外に面白かった。 歴史の新解釈どころか ほとんど創作だが、 もしかしたら本当にそうだった?という気にもなってくる。 たとえば織田信長と豊臣秀吉のキャラは 「鳴かぬなら・・」 の表現で通常に言われているのとは正反対で、 信長は面倒見のいい懐の広い男という感じ、 秀吉こそが 「殺してしまえ」 の暗殺者になっている。 庶民の味方で大泥棒の石川五右衛門は、 霧隠才蔵とともに信長が育てた忍びということに。 あげくの果ては千利休までが秀吉に殺される。 。
戦国の世で親をなくした子供たち。 「強くなれ。 そうすれば なくすことはない」 と育てられる。 やがて 一人は侍になれる日を夢みて、 また一人は自由を求めて、 それぞれの道を行く。 ともに道半ばで破れ、 それでもGOEMONはパンドラの箱に残された '希望' を手にすべく最後の戦いに向かう。
乱世を徳川家康が収拾するのは史実通りだが、 逆にもっと何か違った終わり方はなかったのかという気にもなるのは、 けっきょく乗せられてしまったのか。 海外でもそれなりに評価を得ているようで、 何かがすごく心に残るというわけではないが、 もし次回があれば、 さらにハチャメチャなスーパー忍者大戦でもやってもらいたい。
GOEMON (2009日本) 5/1〜 公式サイト&予告編
監督 紀里谷和明
江口洋介 大沢たかお 広末涼子 要潤 ゴリ
寺島進 中村橋之助 伊武雅刀 奥田瑛二
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