6.19.2009
美人と世界と真実 「ワンダーラスト」
DVDレンタル ぽすれんのタグには "切ない" "カッコいい" "おしゃれ" と付いてる。 まあ その通りの、 マドンナ初監督作品だが、 これが意外に気に入った。 見終わった直後にもう一度見たくなるような、 そのフラットで自分も暮らしたことがあるような気にさせられる映画だ。
とぼけた渋さのユージン・ハッツもいいが、 ホリーがキレイで萌え! ホリーはバレリーナをめざし、 ユージン演じるAKはミュージシャンの卵。 もう一人、 アフリカの子供たちを救うのが夢であるジュリエットと三人でルームシェアをしている。 夢がかなうまでの生活手段として、 AKはSM、 ジュリエットは薬局勤めをしている。 いわゆる群像劇なのだが、 そんなある日、 ホリーはAKから "君みたいなブロンド美人が貧乏である必要はない" とストリッパーになることを薦められる。
階下には落ちぶれた詩人がいて、 本を数冊出したが失明して失意の底にいる。 AKは彼の世話をしながらも、 こっそり彼の本を読んだりしている。 やがてそれぞれに変化が訪れ、 未来への招待状が届く。 そして封筒はAKにも届いた・・
舞台はロンドン・・ そうかロンドンなんだよな。 最初NYあたりかなと思っていたが、 イギリスなまりがきついのでヘンだなと思っていたら。 イギリス映画がときどき輩出する、 理屈ではない特別な雰囲気がある。 それは何だろう。 冒頭にAKが語るように、 真実しか言わないからだろうか。 既婚男性の描き方にやたら毒があるが、 それもまた真実だろう^ ^ 気に入った作品については意外に何も語れないものだが、 いまも頭の中でいくつかのシーンが流れ、 ジプシーパンクがかかっている。
ワンダーラスト FILTH AND WISDOM (2009イギリス) 日本公開2009
監督 マドンナ オフィシャルサイト&予告編
ユージン・ハッツ ホリー・ウェストン ヴィッキー・マクルア
リチャード・E・グラント インダー・マノチャ Gogol Bordello
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