3.21.2009
今こそハッピーエンド 「ベッドタイム・ストーリー」
子連れ鑑賞だったので吹替版になってしまうが、 有名タレントを使った吹替ではないようで安心して観られた。 ラッセル・ブランドの話し方などはいい雰囲気だった。 映画自体も子供には大受けだったし、 大人にも、 しょせんディズニー映画だろと半分は思っていたが、 テレサ・パルマーやケリー・ラッセルといった綺麗どころの配し方もツボを心得ていてあなどれない。
ハリウッド的ハッピーエンディングの代名詞であるようなディズニーが、自らそのハッピーエンドへの疑問をテーマにしているところもニクい。サンドラー扮するスキータは姉さんの子供を預かることになるのだが、 おやすみ前に物語を聞かせながら言う。
ハッピーエンドなんて現実にはないよ
このことに後に姉が怒る。 甘いものを食べさせてもバカ騒ぎをしても、 アンタに預けた以上しかたない。 でも子供に、 ハッピーエンドがないなんて教えないで。
子供たちが作った物語が現実にするのは 魔法でも何でもなくて、 自分の心の力かもしれない。 そう悟ったスキータは大奮闘して、 初めて乗るバイクをすっ飛ばして小学校爆破を止めに・・ このへんはさすがに、 横で観ている子供の方が "ありえない〜" と言っていたが、 自分は意外にハラハラ^ ^
屋上でマシュマロを焼くシーンのセットなども綺麗だ。 サンドラーは出演作選びを誤っている気がしなくもないが、 こういう映画もないと寂しい。 そう感じさせる佳作であった。
ベッドタイム・ストーリー Bedtime Stories (2008) 3/20〜 公式サイト&予告編
監督 アダム・シャンクマン
アダム・サンドラー ケリー・ラッセル ガイ・ピアース コートニー・コックス
ラッセル・ブランド テレサ・パルマー リチャード・グリフィス
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