2.24.2009
カンガルーと共に去りぬ 「オーストラリア」
クラシックで壮大な雰囲気は、 さしずめオーストラリア版 「風と共に去りぬ」 か? いまこんな映画を見せられても、 だから何?って感じがしてしまうが、 監督一世一代の大作に2時間45分おしりを痛くしてつきあうのも、 せちがらい時代のノンキな過ごし方としていいかもしれない^ ^
舞台は第二次世界大戦前夜の豪州、 大日本帝国軍の真珠湾奇襲があるまでは、 隣り合った牧場経営者どうしが熾烈な縄張り争いに精を出している。 イギリスからやってきたキッドマンの貴婦人ぶりは、 その細腰とともに絵になっているし、 牛が追い込まれる断崖絶壁など、 オーストラリアならではの地形がスケールを感じさせる。 アボリジニのじいさんや混血の少年が、 ややファンタジー寄りながらも独特の雰囲気づくりに貢献している。
しかしながら冒頭のノーテンキなノリにはやや引いてしまうし、 これで3時間弱・・ 大丈夫かな〜と思ってしまったのも事実。 いい白人、 悪い白人みたいな構図も何となく薄っぺらく、 アボリジニの精神性なども描けているのかどうか。 どの登場人物もいまいち印象に残らず、 テーマもはっきりしなければ娯楽性が高いわけでもない。 何だろうね、 この映画。 。 まあ楽しみにしている人もいるのかな、 これ以上水を指すのはやめとくか、 楽しんできてちょうだい。
オーストラリア Australia (2008オーストラリア) 2009.2.28〜
監督 バズ・ラーマン 公式サイト&予告編
ニコール・キッドマン ヒュー・ジャックマン ブランドン・ウォルターズ
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