11.27.2008
ヴァンパイア版 小さな恋のメロディ?!
ぼくのエリ 200歳の少女
きのうに引き続き、 ヴァンパイアの話題。 来年4月に日本公開を控える話題作 「トワイライト〜初恋〜」 (何だ?初恋ってのは) もヴァンパイアと人間の恋を描いた作品で、 アメリカでは 「007 慰めの報酬」 を抜いて興業成績トップ1に躍り出たとか。 早く見たい! 4月なんて待てないので、 海外版DVDが出たら速攻チェックだ。 それにしても、 なぜ、 いま吸血鬼なのか。 世にヴァンパイア映画は数多く存在するが、 なぜ、 いままた脚光を浴びようとしているのか。 ゾンビには少し飽きたってだけのことかもしれないが。 。
そしてここに、 もう1本の注目すべきヴァンパイア映画がある。 しかも(当ブログで)何かと話題のスウェーデン製^ ^ これがとっても素敵なので、 、 ホラー映画と言っていいかどうか微妙だが、 あえてホラー嫌いの人にお薦めしたい。
"正しき者を迎え入れたまえ" 原題はそんなニュアンスだろうか。 人間とヴァンパイアの恋の物語、 だがこの映画では12才の少年と'永遠に'12才の少女が主役となる。 語弊を承知で言うなら、 ヴァンパイア版 「小さな恋のメロディ」! これには、 しびれた!
スウェーデンの寒々とした雪景色から始まり、 まずは12才の少年の日常を活写。 両親は離婚していて母と暮らしているが、 ときどき父にも会いに行く。 勉強は好きだが、 学校ではイジメにあっている。 街では誰かが 血を抜かれて殺されるという事件があり、 行方不明者が連続する。 そんなある夜 少年は、 寂しげな少女に出会う。 最近引っ越してきた娘らしい。 ルービックキューブを簡単に解いてみせた少女は、 少年がイジメにあっていることを知ると 'やり返せ' と言う。 でも相手は三人だ、 と少年が答えると '私がついてるから' と・・ (中略) 少女の付き人であった男は壮絶な最期を遂げ、 一人っきりになった少女は、 少年との親交をより深くする。 だが犠牲者が増え、 目撃者がヴァンパイアハンターとなるとき、 少女は 'もうここにはいられない' と少年に別れを告げる。 少年は課外水泳クラスに呼び出されるが、 待ち受けていたのは・・
ヴァンパイアが実在したら、 そして今もこの社会に生きているとしたら・・ そのあたりをリアルに描き込んで、 干からびたこの世界を 真っ赤に染めてくれる 新世代ブラッディローズ! あちこちの映画祭で賞をかっさらい、 ギレルモ・デル・トロも絶賛だそうで、 何とすでにハリウッドリメイクも決まっているというのだから、 来年は吸血鬼の年になりそうだ。
(追記) こんな邦題になって公開が決定。
ぼくのエリ 200歳の少女 Let The Right One In/Låt den rätte komma in
(2008スウェーデン) 2010.7/10 公式サイト 象のロケット
監督 トーマス・アルフレッドソン
原作・脚本 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアンデション
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タグ:
DVD,
ホラー&スプラッター,
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