6.04.2011
あなたの失われた10年 「ばかもの」
世間的には邦画は好調らしいが自分的には、 もう見なくてもいいかな・・ そんな気分の昨今。 しかしこうして時折、 裏切ってくれる作品が現れる。 ほんとに時折なのだが。 。 そういう作品に限ってイマイチ話題にも上らず、 プロモーションも内田有紀の濡れ場とか何とか、 通り一辺倒なノリであることが多い。
派手な宣伝に乗ってお祭り気分で映画を見るのも楽しいが、 密かにいいものに出会ってしまうのはもっと楽しい。 どうすれば、 そんなものに出会えるかというと、 結局はカンしかない^ ^ 予告、 タイトル、 キャスト、 監督、 プロデューサー・・ 情報をテキトーに漁りながら、 よさそうだが どうも気分が乗らないものより、 よくはわからないが気になるものを優先するのだ。 自分の時間は有限な資源だから、 ムダに費やすのは誰でもイヤなはず。
本作については予告も見てなかったし大した前情報も持ってなかった。 そして気になったのは金子修介でも奥山和由でも、 また植村伴次郎でも絲山秋子でもなかった。 ということは? そう、 内田有紀^ ^ やっぱり? やっぱり。 。
と言ってもアイドルの頃を知ってるとかファンだったわけでもなく、 理由は自分でもよくわからないが、 ミステリアス。 しかもブラックホールではなくホワイトホール。 そうした印象は実際に作品中にも刻まれていて、 彼女なしではまったく違う映画になっていたであろう上手いキャスティング。 他の女性キャストは製作陣の好みを反映してか どこか '陰' であるのに対し、 彼女だけは '陽' でコントラストがクッキリついている。 あるいは他がMなのに対し彼女だけがSか。 。 ヒデにとって額子が特別であることが運命づけられているかのように。
だがこれ以上、 どういいのかをあまり説明できない、 あるいは したくない。 下手に解説しても陳腐になってしまいそうだし、 よくある言い回しだが、 見てよかった。 ひさびさにそう言える邦画だったとだけ。 ノーコメントになってしまったが、 もちろん成宮クンもいいよ^ ^ エントリータイトルは "LOVEマシーン" で始まる本作品の時代設定にヒントを得た?思いつき。 。
ばかもの (2010日本) 公式サイト 象のロケット
監督 金子修介 原作 絲山秋子 exP 奥山和由
成宮寛貴 内田有紀 白石美帆 中村ゆり 浅見れいな 岡本奈月
池内博之 浅田美代子 古手川祐子
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