9.15.2010
白馬のエージェント 「ナイト&デイ」
ディアスの 'ほうれい線' が気になるものの、 じゅうぶん素敵な作品^ ^ マンゴールド監督というのはアクションもソツなくこなすんだな。 クルーズのスーパーエージェントぶりもカッコよかった。
"夜" を "騎士" と引っかけた原題、 K があるか ないかだけなのだが、 邦題はストレートに訳しすぎでつまらない。 せめてタイトルをロゴ化して、 白馬のアイコンなどとセットにすべきだ。 ・・なんて、 どうでもいいか^ ^
無限バッテリーにからんだ事件に巻き込まれるジューン・ヘイブンズ。 FBIもワル、 CIAもワル、 武器商人は当然ワル。 守ってくれたロイ・ミラーにも、 やがて裏があることを知る。 何を信じていいのかわからなくなっても、 最後に彼女は女の直感を信じた。 オーストリア、 スペイン、 南の孤島・・ 目が覚めるたびに風景が変わる。 こんな風に世界中を飛び回るなんて、 いかにも映画だけど "いつか" やってみたいね。
"いつか" というのは、 永遠に訪れないという意味。 冒頭で皮肉にもそう語った彼女は、 自らの意志で "いつか" を "今" に変える。 まさに June Havens, you got skills! やるじゃないか。
見どころはと言うと、 赤いバイクに抱っこちゃんスタイルで二人乗り。 そして38歳の真っ赤なビキニか。 。 それとも同じく冒頭で、 飛行機が不時着したときにディアスが思わずもらす "ア~ン" の声か。 ロマンスあり、 アクションあり、 笑いありの、 秋口、 過ぎ去った夏を懐かしむかのようにちょっと熱くなってみるか、 な作品だ。
ナイト&デイ Knight and Day (2010) 日本公開10/9 公式サイト・予告
監督 ジェームズ・マンゴールド 象のロケット
トム・クルーズ キャメロン・ディアス
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