マシンガンぶっ放して銀行強盗。 そんな生き方してみたいと一度は思ったことがある人? はーい^ ^
30年代、 ジャズ ところどころロックに乗せて、 クールにアウトローするデリンジャー。 "人はどこから来たかより どこへ行くかが大事" と語る彼は、 "公共の敵No.1" と銘打たれる割りに どこか頼りなく、 そのどこかは、 どこでもいい、 あるいは どこでもない。 本当は明日のことなど考えたこともない、 その日暮らしの一般庶民なのだ。
やがて州をまたぐ犯罪に対応するためFBIができる。 最初はこの程度の組織力だったんだなあ。 しかしアウトローは追いつめられていく。 無法者でいられる時代は終わりつつあったのだ。 大きな'法'が、 彼らなりの小さな'法'を駆逐してゆく。
それなりに楽しく見れるが、 だからどうした? 結局 何が描きたかったかはピンと来ない。 法治国家、 あるいはアメリカのように弁護士だらけの国・・ 法は誰かの利益を守るために作られたものだろうが、 立場が対立すれば強い方のルールが勝つ。 悪法も法ということで、 そのくせ公共の利益を守るものとして認知させているところが上手なところだろう。 公共の利益、 公共の敵・・ そもそも公共とは何か? 裁判員制度も始まったことだし、 法ということ自体について考えてみるのも悪くないだろう。
デリンジャーが最後に見た映画・・ 自分にもいつか最後に見る映画があることだろう。
パブリック・エネミーズ PUBLIC ENEMIES (2009) 12/12〜 公式サイト&予告
監督 マイケル・マン
ジョニー・デップ クリスチャン・ベイル マリオン・コティヤール
スティーヴン・ドーフ リーリー・ソビエスキー スティーヴン・ラング
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