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1.02.2009

愛こそがファイナルアンサー 「スラムドッグ$ミリオネア」



ダニー・ボイルの新作は、 インドの物語。 スラムで育った少年が億万長者クイズ番組で勝利するまでを描くが、 拝金主義の映画ではなく、 むしろラブストーリー。 つらい過去に刻みつけられた記憶が、 無学の少年を正しい答えへと導く。 何にも増して正しいのは愛である、 それこそがファイナルアンサーなのだ。

ヒンドゥーとイスラムの争いのなかで母が死に、 天涯孤独となった兄弟はさまざまな苦難を生き延びる。 少女と出会い、 はぐれ、 少年が18になる頃には、 インドは高度成長のまっただ中、 そしてスラムは開発の中心地区となっていた。 それでも、そこを抜け出すのは容易ではなかった。 正しい答をみつけるまで、 あるいは始めからあったその答に立ち返るまで。

1問答えるたびに回想とイカサマ容疑の尋問が繰り返されるという、ややまどろっこしい編集ながら、 サウンドトラック、 あるいはエンディングのダンスなど音楽サイドはあいかわらず充実している。 インドという新たなテイストを取り込んでの新境地だが、 自分的にはフリーダ・ピントの美しさが印象的だった^ ^

ラスト間際の質問で、 まったく答のわからないジャマールに司会者が答を示唆する。 それを信じるか信じないかが勝負の分かれ目となるとき、 スラムドッグは果たしてどんな選択をするか。 そのへんも見どころ。 日本公開は4月・・ 遠いね^ ^



スラムドッグ$ミリオネア Slumdog Millionaire *アカデミー8部門受賞
(2008イギリス・アメリカ) 日本公開4月予定 
監督 ダニー・ボイル 音楽 A・R・ラフマーン 原作 ヴィカス・スワラップ 
テヴ・パテル フリーダ・ピント マドゥール・ミタル 

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